こんにちは、エリカ(@ericatw810)です。
今回の記事は以下のような方におススメです。
スピーキングUPに単語・文法は必要?
はい、必要です!
ただそう答えると『じゃあまずは単語・文法の勉強や!』と単語帳や文法書で黙々と勉強される方も多いかもしれません。
単語・文法がある程度頭に入っていないと、きっと上手く話せない
↓
まずは単語・文法の勉強
↓
その後スピーキングの練習
単語・文法をしっかり学んで、自信がついたらスピーキングの練習!とお考えの方も少なくないかと思います。
しかし今回私がお伝えしたいのは、『コミュニケーションを図る』ことが目的であれば、単語・文法が初心者レベルでも会話は楽しめる!ということです。
単語・文法よりもまず必要なもの
単語と文法の知識はもちろんあるに越したことはないです。
しかしそれよりもまず必要なもの、それは、勇気とチャレンジ精神です!
『他人に自分の英語を聞かれるのが恥ずかしい』
『自分の英語はきっと伝わらない』
『発音が悪いから聞き取ってもらえないかも』
『文法が間違っているかも』
自信の無さから来る不安、分かります。
しかしこの不安を拭うには、
① とりあえず口に出してみる!
②『こんな拙い英語でも通じた!』という小さな成功体験を積み上げる
これに尽きると思います。
『世界の果てまでイッテQ!』でおなじみ、出川さんの『出川イングリッシュ』。賛否両論ありますが、彼の勇気・チャレンジ精神は素晴らしいと思います。
出川さんのように初心者レベルだからと尻込みせず、どんどんアウトプットする。と同時に、単語・文法も勉強する。
『単語・文法の勉強→スピーキング』と順番を決めていたら、きっとなかなか経ってもスピーキングの練習に移れません。ということで、同時進行がおススメです。
とりあえず口に出してみる
言ったもん勝ちです。
アウトプットの練習の第一歩を踏み出してみましょう。
知っている単語・表現を使いまくる
- Hi! / How are you?
- I’m from Osaka.
- I like dogs.
- Good! / Nice!
- Thank you!
- Bye! / See you!
- Have a nice day! etc…
今知っている単語や表現は使いまくりましょう。発音も大事ですが、まずは気にせず口に出してみましょう。
カタカナ語に頼ってみる
- ロックダウン
- ダイバーシティ
- サイクリング
- ピクニック
- アイドル
- デビュー
- パフォーマンス
- カンパニー etc…
日本語で使われているカタカナ語は、英語本来の意味と異なる場合もありますが、意外と通じたりします(笑)
とりあえず使ってみて相手の反応を見てみましょう。
ジェスチャーに頼ってみる
音声電話では難しいですが、テレビ電話や対面での会話で困った際は、ジェスチャーや表情も取り入れましょう。
語学力のみならず表現力も養われます。
単語を並べて説明してみる
例えば『処方箋』という英単語が分からなかったとします。
携帯で調べてもいいのですが、知らない単語をいちいち調べていたら、毎回そこで会話が中断されてしまいます。知らない単語を辞書で調べている間に相手が別の人と会話を始める、次の話題に移ってしまう、なんてことも多々あります。
そこで、まずは自分の知っている単語を並べて、分からない単語を説明してみましょう。
『paper…doctor writes…and gives it to me…for my medicine… 』
すると『Oh, prescription?』とその単語を推測してくれたり、相手もprescriptionという単語を知らなくても意味は伝わったりします(まるでクイズ形式)。
どうしても大事なことが伝わらない場合は単語・文法不足ということで辞書の出番になりますが、急ぎの場合を除いてまずは辞書なしで自分の知識をフル活用し、トライしてみるのも一つの練習法です。
成功体験を増やす
私がセブ島留学・豪ワーホリへ行く前、まだ販売員として働いていた頃、欧米系のご夫婦が既成老眼鏡を求めてご来店されました。
同僚から海外好きと認識され、日本語を話せない外国人のお客様が来店されるたびに『エリカ!行って~!』とお願いされましたが、『海外好き=英語ペラペラ』では決してないわけです。
『英語話せませんけど~??汗汗』と思いながらも国際交流がしたくてその欧米系のご夫婦が来られた際も、以下のような簡単な単語・文法・ジェスチャーを使い説明してみました。
『If you use +1.00, you can read the book like this(目から50cm離して本を読むジェスチャー), and if you use+2.00, you can read like this(目から30cm話して本を読むジェスチャー), and if you use +3.00, you can read like this(目から15cm話して本を読むジェスチャー)… The distance will change.』
すると『Your English is good!』と満面の笑みで仰ってくださり、既成老眼鏡もご購入いただけました。
『拙い英語でも伝わった!褒めてくださった!(売上にも繋がった!)』というあの時の嬉しさは、5年以上が経った今でも鮮明に覚えています。こういった経験が、のちのセブ島留学・豪ワーホリにも繋がりました。
まとめ
私は学生時代に韓国語も勉強していましたが、英語に比べて韓国語の方が口から出やすかったです。
韓国語は日本語と文法が似ているからという理由もありますが、今思えば一緒に韓国語を勉強していた友人と普段から韓国語を使って会話したり(『더워(熱い)』『졸려(眠い)』『배고파(お腹空いた)』etc.)、K-POPの歌詞を覚えて一緒に歌ったり、韓国人の留学生と友達になって韓国語で会話してもらったり、何度も韓国を訪れ韓国語で料理を注文してみたり、とにかくたくさんアウトプットしていました。
スピーキング力UPのためには、インプットだけでなくアウトプットもどんどん行うこと、簡単な表現でいいので何度も口に出して口を慣らすに尽きるのではないでしょうか。そして徐々にレパートリーを増やしていきましょう。
習うより慣れよ
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